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IV線とは、屋内配線用のビニル絶縁電線のことです。私たちの生活の身近なところに広く普及している電線なので、不用品を整理する際、IV線を処分しなければならないこともあります。IV線の処分方法は複数あるので、自分のニーズに合ったものを選びましょう。
今回はIV線の概要や主な用途、処分方法、買取方法について解説します。
IV線とはIndoor PVCの略称で、600V以下の屋内配線・盤内配線に多用されるビニル絶縁電線のことです。別名IV電線、IVケーブルとも呼ばれています。導体と絶縁体の2つによって構成されており、シース(ケーブルの一番外側の被膜)が付いているものはVVF(VA線)といいます。
また、黒・白・赤・緑・黄・青など多色展開されているのが特徴です。相や電圧の種別に応じて色を使い分けできるようになっています。
一般的には、黒と赤を電源線に、白を中性線に、黄と青を盤内亜配線の制御用、緑を接地線にするケースが多いですが、メーカーによって色分けの仕方が異なることもあります。
IV線の主な用途には以下のようなものがあります。
1の接地線とは電気機器と大地の間を接地するために用いる電線のことです。アースとも呼ばれています。家庭では洗濯機や電子レンジ、パソコンなどに用いられている緑色の線が有名です。接地線を正しく使用していれば、接地線を通して電気が大地に流れていくので、漏電を起こした電気機器や電子機器に触れても人体が感電するリスクが少なくなります。
3の渡り線とは、1つのコンセントから他のコンセントやスイッチに分岐させるために使用する配線のことです。家庭内ではコンセントを増設する際などに渡り線を使用して電源を取ることがあります。
不要になったIV線の処分方法は大きく分けて4つあります。
不燃ゴミとして自治体に回収してもらう方法です。不燃ゴミの出し方は自治体によって異なりますが、指定の袋に入れて指定曜日にゴミ収集所に出しておく方法が一般的です。
IV線を不燃ゴミとして処分するメリットは、コストや手間が掛からないところで、指定の袋さえ準備すれば、最寄りのゴミ収集所に出しておくだけで済むので、手軽に処分することができます。
ただ、不燃ゴミの回収頻度は可燃ゴミに比べると少ないケースが多く、月に1~2回という場合がほとんどです。そのため、好きなタイミングでIV線を処分できないところがデメリットです。
また、IV線が不燃ゴミ扱いになるかどうかは自治体によって異なるので、「不燃ゴミだろう」と自己判断せず、事前に役所などに確認を取るようにしましょう。
IV線の長さが一定以上ある場合、自治体によっては不燃ゴミではなく粗大ゴミ扱いとなることがあります。どれだけの長さがあれば粗大ゴミ扱いになるのかは自治体によって異なるので、お住まいの自治体のホームページをチェックするか、役所に問い合わせて確認しておきましょう。
粗大ゴミの出し方も自治体によって異なりますが、一般的には以下のような手順となります。
まず1ですが、自治体の担当窓口や粗大ゴミ受付センターなどに電話するか、あるいは自治体のホームページなどからオンラインで申し込みを行います。その際、自分の住所や氏名、連絡先のほか、粗大ゴミの種類や量などの情報を伝える必要があるので、あらかじめ不要になったIV線のサイズや量を調べておきましょう。
必要な情報を伝えると、粗大ゴミの回収日と受付番号、処理手数料を教えてもらえるので、忘れないようメモしておきます。
次に、粗大ゴミの回収日までに処理手数料券を購入します。券は自治体指定の取扱店でしか販売されていないので、事前にどこの店で販売されているか確認してから、最寄り店で必要な分だけの処理手数料券を購入しましょう。郵便局やコンビニ、スーパーなどで販売されているケースが一般的です。
処理手数料券には200円券、400円券など複数の種類があり、申し込みの際に教えてもらった処理手数料分に合わせて購入します。なお、処理手数料は粗大ゴミの種類や数によって決まるので、申し込みの際に伝えられた手数料よりも少ない金額の券を購入すると、粗大ゴミを回収してもらえません。金額を誤って購入しないよう注意しましょう。
購入した処理手数料券はシールになっていることが多く、粗大ゴミに直接貼り付けて使用します。
ここまでの準備を終えたら、あとは粗大ゴミ回収日に、指定された場所へIV線を出しておくだけです。回収場所はゴミ収集所の場合もあれば、自宅前まで戸別に回収しにきてくれるケースもあります。
IV線を粗大ゴミとして処分するメリットは、後述する不用品回収業者よりはコストが掛からないことです。また、ゴミはいつもの収集所または自宅前に出しておくだけなので、遠方へ持ち込まずに済む利点もあります。
ただ、ゴミ回収の申し込み手続きが必要なことと、処理手数料券をわざわざ購入しなければならないことから、やや手間が掛かるところがネックです。他にも、自治体によっては粗大ゴミの回収日が限定されており、好きなときに処分できないというデメリットがあります。
最寄りのゴミ処理施設に直接IV線を持ち込んで処分する方法です。 通常であれば、自治体のゴミ収集車が指定曜日にゴミを回収し、処理施設に持ち込んで処分する流れとなりますが、ゴミ処理施設に直接持ち込めばその場でゴミの処分を受け付けてもらえます。
ゴミ処理施設の営業日や営業時間は施設によって異なりますが、平日は毎日受け付けているケースが多いため、好きなタイミングでIV線を処分できるところがメリットです。
ただ、自分でゴミの搬入や荷下ろしをしなければならないため、処理施設が遠方にある場合や、大量のIV線を処分する場合はかなりの手間が掛かってしまいます。また、ゴミ処理には一定の手数料が掛かる点にも注意が必要です。
自治体の多くは、公共施設や一部の店舗などに小型家電専用の回収ボックスを設置しています。ボックスに入れられたものはまとめて回収され、リサイクルされる仕組みになっており、エコ活動の一環として広く普及しています。
小型家電回収ボックスのメリットは、IV線を無料で回収してもらえるところです。ただ、ボックスの開口部に入らないものは回収してもらえないので、他の方法で処分する必要があります。
また、回収ボックスの設置場所が遠方にある場合、現地まで行くのに手間が掛かるという問題もあります。
IV線はただ処分するだけでなく、業者に買い取ってもらうこともできます。査定で価格が付けば、処分費用が掛からないというだけでなく、臨時収入を得ることができるので、ただ処分するよりもお得です。
IV線の買取方法は2種類あり、1つ目はリサイクルショップに買い取ってもらう方法です。店舗によっては持ち込みの他、宅配買取や出張買取などに対応している場合もあり、店舗が遠方にあっても買い取ってもらうことができます。
ただ、リサイクルショップが買い取ってくれるのは原則として電気機器といった製品のみです。 IV線そのものを買い取ってもらうことはできないため、査定に出せるケースは限定的になります。
2つ目は、金属買取業者に買い取ってもらう方法です。こちらは金属スクラップの買取にも対応しているため、IV線そのものの買取にも対応してくれます。
ただ、不純物が付いていると査定価格が落ちてしまうことがあるので、IV線を買い取ってもらう際はなるべく純度の高い状態で査定に出した方がよいでしょう。
IV線は接地線や制御盤内配線などさまざまな用途に用いられている電線です。不要になったIV線は不燃ゴミや粗大ゴミ、小型家電などとして処分できますが、リサイクルショップや金属買取業者に持ち込めば高値で買い取ってもらえる可能性があります。
特に金属買取業者はスクラップとしてのIV線の買取にも対応しているので、不要なIV線が出たら査定を依頼してみるのがおすすめです。
株式会社JANKではIV線を含む家電線やケーブルなどの買取を行っています。不要なIV線の処分にお困りの方は、ぜひ株式会社JANKをご利用ください。
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