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エアコンや照明などの配線には、VVFケーブルまたはFケーブルと呼ばれるビニル被覆のケーブルが使用されています。不要になったVVFケーブルは、銅線(銅スクラップ)として買い取りに出すことが可能です。
高価買取を狙うポイントの一つが、VVFケーブルの被覆をキレイに剥くことです。ホームセンターで購入できる電工ナイフやニッパー、ストリッパー(ワイヤストリッパー)などの工具があれば、自力で被覆を除去できます。
本記事では、VVFケーブルの正しい剥き方や、VVFケーブルを買い取ってもらう方法について解説します。
一般家庭の屋内配線などに使われるVVFケーブルは、塩化ビニル樹脂で二重に被覆されています。ビニル被覆の部分は比較的やわらかいため、以下の工具があればキレイに剥くことが可能です。
ここでは、電工ナイフとニッパーでVVFケーブルを剥く方法を3つのステップに分けて解説します。
VVFケーブルの被覆を剥く前に、まずは作業の安全を確保することが大切です。
電工ナイフを使用する場合は、刃物で手を切る恐れがあるため、できるだけ耐切創性が高い保護手袋を身に付けましょう。ホームセンターなどで売られている耐切創性手袋なら、万が一ナイフが手に当たっても、怪我をするリスクを抑えられます。
保護手袋の耐切創性は、製品に表示された「カットレベル」で判断できるでしょう。カットレベルは、欧州規格(EN388)の場合は1~5の5段階、ISO規格(ISO13997)の場合はX-A~X-Fの6段階で表されます。
次に電工ナイフを使用し、VVFケーブルのシース(外装)を剥いていきます。慣れている方であれば、カッターでも代用可能です。
VVFケーブルは、塩化ビニルで銅線(IV電線)を被覆し、さらに2~4本を束ね、外側をシースで被覆するという構造になっています。電工ナイフでシースを剥くときは、内側のIV電線を傷つけないように注意しましょう。
VVFケーブルのシースを剥く手順は以下のとおりです。
IV電線が3本または4本ある場合は、緑色の接地線(アース線)との間に切り込みを入れるとよいでしょう。万が一、VVFケーブルが通電し、活線状態になっていた場合でも、感電のリスクを抑えられます。
最後に、銅線(IV電線)の被覆を1本ずつ剥いていきます。
剥き方はシースよりも簡単です。ニッパーかペンチを用意し、IV電線の被覆を軽くつまみましょう。その後、親指でニッパーを押し出すように動かすと、被覆が剥けます。
力加減が難しい場合は、あらかじめ何箇所かニッパーで切れ込みを入れておくと、キレイに剥けやすくなります。
電工ナイフを使った方法は、力加減が難しく、不慣れな方が行うと銅線を傷つけてしまう可能性があります。またニッパーやペンチを使い、2~4本の銅線を1つずつ剥いていくのも大変です。
さらに手軽な方法をお探しなら、ストリッパー(ワイヤストリッパー)を使った方法がおすすめです。ストリッパーのハンドルを握ってスライドするだけで、瞬時に被覆が剥けます。VVFケーブル専用のストリッパーも販売されているため、複数の銅線をまとめて剥くことも可能です。
ここでは、ストリッパーを使ってVVFケーブルを剥く方法を3つのステップに分けて解説します。
ストリッパーによって、対応しているケーブルの心線(芯線)の太さや本数が異なります。
VVFケーブルの場合、心線の太さは1.6ミリメートル、2.0ミリメートル、2.6ミリメートルの3種類です。また心線の本数は2~4本で、2本なら2心、3本なら3心と表現します。
ホームセンターなどで売られているワイヤストリッパーは、太さ1.6ミリメートル(2心・3心)か、2.0ミリメートル(2心・3心)のVVFケーブルに対応している製品がほとんどです。
VVFケーブルのサイズを確認したら、ストリッパーの溝に正しくセットしてください。まず外側のシースを剥いてから、心線の被覆を剥いていきます。
被覆の剥き方は、ハンドルを握り、親指で押しながらスライドさせるだけです。内側の絶縁被覆を傷つけないように、力加減に注意してください。特に、3心のVVFケーブルはシースを剥くときの抵抗が強く、感覚をつかむまで時間がかかる場合があります。
シースを剥いたら、同様にして内側の絶縁被覆も剥きましょう。2心のケーブルであれば、2本の心線を一気に剥くことが可能です。
ただし、ストリッパーの製造メーカーによっては、1本ずつ剥かなければならない場合もあります。取扱説明書をよく読んでから作業を行ってください。
VVFケーブルが不要になったら、電材(電気設備資材)の専門店や、スクラップ買取業者などで買い取ってもらうことが可能です。ただし、電材専門店は新品(未使用品)のVVFケーブルのみが、買取対象です。
ここでは、VVFケーブルの主な買取方法や、高く買い取ってもらうポイントを紹介します。
VVFケーブルの売却先の一つとして、電材専門店が挙げられます。電材専門店では、屋内配線用のVVFケーブルやVVRケーブルから、屋外用・高圧用のCVケーブル、通信用のLANケーブルまで、電線・ケーブルの買い取りを幅広く行っています。比較的流通量が少ない電線・ケーブルでも、高価買取が期待できるでしょう。
ただし、電材専門店では中古品のケーブルの買い取りは行っていません。また新品のケーブルでも、製造時期から時間が経っていると、買取価格が大きく低下する可能性があります。
一度でも使ったVVFケーブルは、銅線(銅スクラップ)としてスクラップ買取業者に売却することをおすすめします。銅率(総重量に対する銅の重量比)が高ければ、中古品のケーブルでも高価買取されることがあるでしょう。
買取査定の前に自分でケーブルの被覆を除去しておくと、銅率を高められます。またコネクタなどの付属品がある場合も、あらかじめ取り外しておくとよいでしょう。
VVFケーブルのビニル被覆は、電工ナイフやニッパー、ストリッパーなどの工具を使い、自分でキレイに剥くことが可能です。
VVFケーブルの被覆を剥くと、全体の重量に対する銅率が高まります。不純物が減るため、スクラップ買取業者に売却する際の査定額が高くなる可能性があります。
VVFケーブルを買取業者に持ち込む場合は、できるだけ被覆を除去しておきましょう。
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