アルミの金属的な性質とは?買取前に知っておきたい特徴を詳しく解説

製造工場から一般家庭まで、幅広い場所に存在するアルミ。
アルミはリサイクル加工することが可能なので、不要なアルミは業者に買い取ってもらうことができます。

アルミを高く売却するにはいくつかのポイントやコツがあるので、アルミを売る際は事前にチェックしておきましょう。
今回はアルミの金属的な性質や、アルミが含まれている製品、アルミを高く売るコツをご紹介します。

アルミの金属的な性質

アルミは正式名称をアルミニウムといい、ボーキサイトと呼ばれる赤褐色の鉱石を原料とする金属です。
ボーキサイトの主成分である酸化アルミニウムを抽出し、電気分解を施すことでアルミだけを取り出すことができます。
アルミには主に以下のような金属的性質を持っています。

軽量

アルミは数ある金属の中でも特に軽く、比重がわずか2.7しかありません。
同じ金属である鉄の比重が7.8、銅が8.9であることを考えると、およそ1/3の比重に留まっています。
鉄や銅の代わりにアルミを使用すれば、製品や部品を大幅に軽量化することが可能です。

サビに強い

アルミは酸素と結び付きやすい性質を持っているため、空気に触れると酸化皮膜と呼ばれる保護膜を形成します。
この保護膜が、サビの原因の一端となる水分や塩化物、硫黄、ホコリ、ガスなどを防いでくれるため、アルミはサビに強い金属として知られています。
アルミの耐食性は金属としての純度が高いほど強くなると言われています。

加工しやすい

アルミは14個の原子で構成されている面心立方構造をしています。
面心立方構造は素材を柔軟に変形させられる展延性に長けているため、破断せずに薄く延ばしたりすることができます。
そのため、アルミは金属の中でも加工性に優れており、板材や線材などさまざまなものに使われています。

強度が高い

アルミは柔らかく加工しやすい金属と説明しましたが、銅やマグネシウムといった金属を添加してアルミ合金にすると強度を高めることができます。
添加する銅やマグネシウムに熱処理を施すと、鋼材に勝るとも劣らない高強度を誇るジュラルミンになります。

鉄鋼は本来、低温の環境下にあると強度が低下してもろくなりますが、アルミは低温でも常温時とほぼ同じ強度を保てるところが特徴です。

非磁性体である

金属は、磁石にくっつく性質を持つ磁性体と、磁石にくっつかない非磁性体の2種類に区分されます。
アルミは磁性を帯びない非磁性体の金属なので、磁場に置いても影響を受けることがありません。
そのため、アルミは磁場の影響を受けると困る製品や機械などに多用されています。

熱伝導率が高い

アルミは熱を通しやすい金属としても有名で、熱伝導率は222W/(m・K)です。
鉄は73.3W/(m・K)なので、およそ3倍の熱伝導率を誇ります。
一方で放熱性にも長けているため、熱を持ちやすい部品や機械などに多用されています。

電気伝導率が高い

アルミニウムは電気も通しやすく、導電率は59.5となっています。
鉄は17.5なので、およそ3倍もの電気を通す計算になります。
導電率は軟銅(100)の方が高いですが、前述のとおり、アルミの比重は銅の1/3なので、同じ重量ならアルミの方が銅の3倍電気を通すことができます。

反射性が高い

アルミは反射性が高く、アルミ電解研磨面の反射率は90~95%にも達します。
最も反射率が高いのは銀面ですが、銀は値段が高いため、ほぼ同等の反射率を誇るアルミが代替品として多用されます。

毒性がない

金属の中には、過剰摂取によって人体に害を及ぼす有害金属と呼ばれるものがあります。例えば、水銀やヒ素、鉛、カドミウム、スズなどが体内に入ると、五大栄養素の一つであるミネラルのはたらきが阻害され、慢性疲労や肝機能障害、腎臓障害、頭痛や不眠、痺れといった症状を引き起こす原因となることがあります。

一方、アルミは地球上で最も豊富に存在する金属であり、土壌や作物、海水、大気中などにも含まれています。
自然界に多く存在するアルミニウムは、人体に入っても約99%がそのまま排出されるため、健康障害などの影響を及ぼす心配はありません。

実際、アルミは豚肉や牛肉といった肉類の他、牛乳やりんごなど身近な食べ物にも含まれています。
そのため、アルミは口に直接触れるものや、経口摂取する薬品などにも用いられています。

リサイクルしやすい

アルミニウムは電気分解の工程が不要な上、溶解する温度が低いので、リサイクルしやすいという性質があります。
リサイクルにかかるエネルギーも少なくて済むため、省エネ性の高い金属としても評価されています。

アルミが含まれている製品

アルミ缶
 
アルミは多くの金属的性質を持っているため、幅広い製品に用いられています。代表的なものは以下のとおりです。

  • 飲料の缶
  • スプレー缶
  • 錠剤のシート
  • 菓子の袋
  • フライパン
  • アルミホイル
  • 1円硬貨
  • 建具(窓のサッシやドアなど)
  • スマートフォン
  • パソコン
  • オーディオ機器
  • 鉄道の車体や吊り金具
  • 自動車

家庭の場合、アルミの性質を実感できるのはフライパンや鍋などの調理器具でしょう。
アルミは耐熱・耐食性に優れているため、コンロの火やIHの熱を使う調理器具にうってつけの金属です。

また、フライパンや鍋は水で洗いますが、アルミは腐食にも強いのでサビが浮きにくいところも利点です。
さらにアルミは軽量なので、大きめのフライパンや鍋でも持ち運びやすく、力のない女性や子ども、高齢者でも扱いやすいというメリットがあります。
アルミは毒性もないので、安心して調理に使えるところも大きな特徴の一つです。

アルミを高く売るコツ

アルミの金属的な性質とは?買取前に知っておきたい特徴を詳しく解説_解説イラスト
 
不要になったアルミを高価買取してもらうために押さえておきたいコツを3つご紹介します。

不純物を除去する

アルミを売る場合、金属としての純度が高ければ高いほど高値がつきやすくなります。
例えばアルミ鍋の場合、取っ手などについているプラスチックなどをハンマー等で叩いて取り除いておけば、不純物のないアルミとなってより高値がつく傾向にあります。
除去できるものには限度がありますが、手軽に取り除けるものがあればなるべく外しておいた方が高価買取を期待できます。

なるべくまとめて売る

アルミに限らず、金属を売りに出すときはなるべくまとまった量を買取に出した方が高値がつきやすくなります。
ただし、同じ金属だからといってアルミや銅、鉄などを一緒くたにして査定に出すのはNGです。他の金属が混ざっているとマイナス査定がついてしまう可能性があるので、アルミを売るときはアルミのみでまとめて売りに出した方がよいでしょう。

相場を確認しておく

金属の相場は日によって変動するため、アルミを売るときはあらかじめその時点の価格相場をチェックしておくことをおすすめします。
アルミは需要が高いため、相場が大きく変わることはあまりないと言われていますが、なるべく高く売りたいのならこまめに相場をチェックしておくとよいでしょう。

さまざまな製品に用いられるアルミは高く売れる

アルミは軽量なのに耐食性や耐久性に優れており、かつ加工がしやすい金属として知られています。
さらに、電気伝導率および熱伝導率の高さ、非磁性体であること、毒性がないことなどから、業務用から日用品まで幅広い製品に多用されています。

安定した需要が見込まれる金属であることから、相場も安定しており、アルミをまとめて売れば高く買い取ってもらえる可能性があります。
アルミを売るときは不純物をなるべく取り除いておくと、より有利な条件で買い取ってもらいやすくなるでしょう。

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